オフィスビル

日本生命浜松町クレアタワー

2018年竣工、地上29階・高さ156mの大型オフィスビル。浜松町エリアで進む連鎖的な建替えの先行例として、旧来のビル群を世代交代させるスカイラインを刻んだ。

用途
オフィスビル
エリア
港区
竣工
2018年
階数
地上29階/地下3階
高さ
156m
延床面積
約99,251㎡
開発
日本生命保険相互会社
設計
日建設計

浜松町に現れた156メートルの新顔

東京都港区浜松町。羽田空港を結ぶ東京モノレールの始発駅であり、大江戸線・浅草線・東海道本線が集まる交通の要衝だ。この地区は1970年代から、旧・世界貿易センタービルディングを筆頭に大型オフィスビルが集積し、東京都心の南側を代表するビジネスエリアとして機能してきた。

2018年8月に竣工した日本生命浜松町クレアタワーは、地上29階・地下3階・高さ156mという規模で、そのスカイラインに新たな一筆を加えた建物だ。設計は日建設計、施工は大林組が担当し、延床面積は約9万9千平方メートルに及ぶ。基準階の貸室面積は約790坪と広い整形フロアで、複数のテナントが並立しやすい汎用性の高いオフィス空間を実現している。外観はガラスカーテンウォールによって整然とした縦のラインで構成され、浜松町駅北口から見上げると周辺の建物群の中で清潔感のある立ち姿が目を引く。

連鎖する建替えと浜松町の将来像

クレアタワーが建つ浜松町二丁目は、1960〜70年代竣工のビルが多く残り、耐震性の確保と機能更新を兼ねた建替えが続く地区でもある。北側の旧・世界貿易センタービルディング(1970年竣工)も建替えプロジェクトが進行しており、クレアタワーはその流れの中で先行した事例のひとつに位置づけられる。高さ156mという数字は、戦後の浜松町が積み上げてきたビル群の平均的な高さを一回り超え、街のスカイラインが世代交代とともに確実に更新されていることを示している。

浜松町は都内でも比較的早期に高層業務地区が形成されたエリアだけに、建物の老朽化と更新のサイクルが他の副都心より早く到来している。日建設計の計画力と大林組の施工実績が組み合わさったこのビルは、エリアの「次の30年」を担う建物として、土台から設計されている。

まとめ

日本生命浜松町クレアタワーは、2018年竣工・地上29階・高さ156mのオフィスビルである。延床9万9千平方メートルの大型フロアを誇り、浜松町という交通結節点の立地が建物の価値を支える。駅北口を出て通りを歩くとき、ビルを見上げながらこの区画が変わり続けている東京のオフィス地区の最前線であることを、ぜひ感じてほしい。

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参考・出典

  • 大林組 施工実績(日本生命浜松町クレアタワー)
  • 建設通信新聞 2018年9月(decn.co.jp)
  • at-office.jp 物件概要

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