赤坂インターシティAIR
2017年竣工の地上38階・高さ約205mの超高層オフィスビル。敷地内に5,000㎡超の緑化空間を設け、国土交通大臣賞(屋上・壁面緑化)を受賞した赤坂一丁目の環境配慮型オフィスタワー。溜池山王駅に地下直結。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 港区
- 竣工
- 2017年
- 階数
- 地上38階/地下3階
- 高さ
- 205m
- 延床面積
- 約178,328㎡
- 開発
- 日鉄興和不動産(旧・新日鉄興和不動産)
- 設計
- 日本設計
緑を基点に立ち上がった、赤坂の超高層
溜池山王駅の改札を出ると、地下通路がそのまま建物へと続く。地上に出れば、六本木通りに沿った敷地に5,000㎡を超える緑化空間が広がり、ガラス張りの高層棟がその奥に控える。赤坂インターシティAIRは2017年8月に竣工した地上38階・地下3階建て、高さ約205mの超高層オフィスビルだ。港区赤坂一丁目に位置し、延床面積は約178,000㎡に及ぶ。開発は新日鉄興和不動産(現・日鉄興和不動産)が主導する赤坂一丁目地区市街地再開発組合が手がけ、設計は日本設計、施工は大林組が担当した。
高層棟を敷地西側の六本木通り寄りに配置し、中央から東側に緑のまとまりを作り出すレイアウトが、このビルの最大の特徴だ。5,000㎡超の緑化空間は国土交通省「屋上・壁面緑化技術コンクール」で国土交通大臣賞を受賞(2019年)しており、CASBEE評価でSランク、DBJグリーンビルディング認証でも最高位の5つ星を取得している。「緑を基点としたまちづくり」を公式コンセプトに掲げるその姿勢は、大規模オフィスビルの開発思想においても注目を集めた。
溜池の水辺の記憶を引き継ぐ
赤坂一丁目という場所には、江戸時代に「溜池」と呼ばれた大きな池が広がっていた。現在その水辺は失われているが、赤坂インターシティAIRの敷地内には水景が設けられ、かつての水辺の気配を現代の都市空間に引き継ごうとする意図が読み取れる。溜池山王駅から国会議事堂前駅にかけての地下通路が建物に直結する立地は、官庁街に隣接するこのエリアらしく、帰宅困難者向けの一時避難スペースやガスタービン発電機による非常用電源も整備されている。巨大オフィスタワーとしての利便性と、地域に開かれた防災インフラとしての機能が同居するこの建物は、都心再開発のひとつの到達点を体現している。
まとめ
赤坂インターシティAIRは2017年竣工の地上38階・高さ約205mのオフィスタワーで、日鉄興和不動産の旗艦ビルとして位置づけられる。5,000㎡超の緑化空間と環境認証の最高位を同時に達成し、都心のオフィスビルが街にどう開けるかを示す先進事例だ。溜池山王駅から地下直結でアクセスし、地上の緑の広がりを歩いてみると、赤坂という街のもう一面が見えてくる。
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関連リンク
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参考・出典
- Wikipedia「赤坂インターシティAIR」(竣工2017年8月31日・地上38階地下3階・高さ205.08m・延床178,328.01㎡・所在地)
- 日鉄興和不動産 公式「赤坂インターシティAIR 建物概要」https://www.nskre.co.jp/air/aboutBuilding.html
- intercity-air.com 公式「緑を基点としたまちづくり」https://www.intercity-air.com/ourstories/development-concept/
- 日本設計 公式プロジェクト https://www.nihonsekkei.co.jp/projects/7614/
- 大林組 施工実績「赤坂インターシティAIR」https://www.obayashi.co.jp/works/detail/work_2201.html
- 大林組 ニュース 2019年11月15日「屋上・壁面緑化技術コンクール 国土交通大臣賞受賞」https://www.obayashi.co.jp/news/detail/news20191125_1.html