大阪ベイタワー
大阪市港区弁天町に1993年竣工した地上51階・高さ200mの複合ビル。旧名称はORC200(オーク200)で、大阪市の公有地信託事業として整備された。2018年に大阪ベイタワーと改称し、現在はホテルや温浴施設、住宅棟を擁するウォーターフロント複合施設として稼働している。

- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 大阪市港区
- 竣工
- 1993年
- 階数
- 地上51階/地下3階
- 高さ
- 200m
- 開発
- 大阪市(弁天町駅前開発土地信託事業)
弁天町の200m——旧ORC200の誕生
大阪市港区弁天。大阪環状線・地下鉄中央線の弁天町駅を出ると、高さ200mの巨大な複合施設が目に飛び込む。現在「大阪ベイタワー」の名で知られるこのビルは、1993年2月に「ORC200(オーク200)」として竣工した。ORC は”Osaka Resort City”の略で、「200」は高さ200mを意味する。大阪市が保有する土地を対象とした公有地信託事業「弁天町駅前開発土地信託事業」として整備された、バブル期を象徴する大型複合施設だ。
主棟となる1番街(メインタワー)は地上51階・地下3階・高さ200mで、商業・ホテル・オフィスなどの機能を縦に積む。敷地内にはもう一棟、地上50階・地下2階のプリオタワー(4番街)も立ち、住宅機能を担っている。1990年代初頭の大阪では、湾岸の眺望と大型開発を組み合わせたこのスケールは一種のシンボルであった。
ホテルと温浴施設への変容——大阪ベイタワーへの改称
竣工から25年後の2018年3月26日、施設全体は「大阪ベイタワー」へと改称された。現在の1番街(メインタワー)にはアートホテル大阪ベイタワーが入居し、独自の温浴テーマパーク「空庭温泉」も営業している。プリオタワー(4番街)は「プリオタワーレジデンス」として住宅利用が続いており、スポーツクラブや医療機関も入居する。旧ORC200時代の商業施設・テナント構成から大きく転換し、ホテル・レジャー・居住の複合体として再定義されたことになる。
大阪のウォーターフロント開発は1990年代に複数の大型プロジェクトが進んだが、その後の経済停滞とともに利用実態との乖離が起きた施設も少なくない。弁天町の大阪ベイタワーは改称・業態転換を経て稼働を続けており、50年にわたる都市施設の生き方を考えるうえで興味深い事例だ。
まとめ
大阪ベイタワーは、1993年に「ORC200」として竣工した地上51階・高さ200mの複合ビルだ。大阪市の公有地信託事業として誕生し、2018年に現名称へと改称された。弁天町駅前に立つこの200mの塔は、ホテルや温浴施設、住宅棟を擁する複合施設として今も大阪港エリアを俯瞰している。大阪環状線に乗って弁天町へ立ち寄る際には、高さ200mの窓から広がる湾岸の眺望を確かめてみてほしい。
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参考・出典
- 日本語Wikipedia「大阪ベイタワー」(旧名ORC200・1993年2月竣工・1番街51F/B3/高さ200m・4番街プリオタワー50F/B2・大阪市港区弁天・弁天町駅前開発土地信託事業・2018年3月26日改称)