SiSりんくうタワー
大阪府泉佐野市のりんくうタウンに立つ地上56階・高さ256mの超高層複合ビル。1996年8月竣工、旧名称はりんくうゲートタワービル。関西国際空港の対岸に立つランドマーク。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 泉佐野市
- 竣工
- 1996年
- 階数
- 地上56階/地下2階
- 高さ
- 256m
- 延床面積
- 約102,900㎡
- 設計
- 日建設計・安井建築設計事務所
関西国際空港の対岸に立つ「ゲートタワー」
大阪府泉佐野市、りんくうタウン駅のすぐ先に、地上56階・高さ256メートルの塔がそびえている。SiSりんくうタワーだ。2019年10月まで「りんくうゲートタワービル」と呼ばれていたこの建物は、1996年8月の竣工時に西日本最高層を誇っていた。
建物は関西国際空港へと延びる連絡橋に向き合う位置に立つ。当初の構想では、対称の場所にもう一棟を配する「ツインゲート」計画の片翼として設計されたとされる。対の塔は実現しなかったが、高さ256メートルの単独の塔が、りんくうタウンの玄関口として現在も際立っている。
設計は日建設計と安井建築設計事務所の共同企業体が担い、延床面積は約102,900m²。ホテル・オフィス・国際会議場を縦に積み重ねた複合施設で、JR関西空港線と南海空港線が停車するりんくうタウン駅に直結する。駅を出れば、頭上から足元まで一直線にそびえる塔が視界を占領する。空港に向かう旅人も、空港から戻ってきた旅人も、ここを通りがかれば一度はこの高さに目を奪われる。
バブル期の構想が1996年に結実するまで
建設計画の起点は1980年代後半にさかのぼる。関西国際空港の建設が本格化するなかで、大阪府泉佐野市の埋め立て地にりんくうタウンという国際都市を形成する構想が持ち上がった。空港対岸の玄関口となるべきこのエリアのシンボルとして計画されたのがりんくうゲートタワービルだ。1992年8月に着工し、1996年8月に竣工した。
竣工直後はバブル崩壊後の経済的な逆風が続いており、建物の稼働率をめぐる苦労が続いた時期もあったとされる。それでもこの塔は長くりんくうタウンのランドマークとして機能し、2019年10月にSiSりんくうタワーへと改称した後も、ホテル・オフィス・コンベンション施設としての役割を担い続けている。
上層フロアから海を向けば、連絡橋の先に関西国際空港が広がる。夜にはターミナルの明かりと橋のシルエットが視界に入り、この場所が文字どおり「空港の門前」にあることを体感させる。
まとめ
SiSりんくうタワーは1996年8月竣工、地上56階・地下2階・高さ256mの超高層複合ビルだ。日建設計・安井建築設計事務所が設計し、りんくうタウン駅直結の立地で関西国際空港の対岸に立つ。旧名称のりんくうゲートタワービルとして知られた後、2019年に現在の名称へと変わった。関空を利用する際には、連絡橋を渡る前にこの塔を一度仰ぎ見てほしい。
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参考・出典
- SiSりんくうタワー(旧りんくうゲートタワービル)各種ビル情報サイト・オフィス情報サイト(e-miki、officil等)複数で56階・256m・1996年竣工・延床102,900m²を確認
- 設計:日建設計・安井建築設計事務所 施工:大林組JV(Skyscrapers Fandom、英語版Wikipedia検索結果より)