オフィスビル

OAPタワー

1996年竣工、地上39階・高さ約176mのオフィス・ホテル複合タワー。大阪・天満橋に三菱グループが開発した大阪アメニティパーク(OAP)の中核建築。

OAPタワー
写真: J o / CC BY-SA 3.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
大阪市北区
竣工
1996年
階数
地上39階/地下3階
高さ
176m
開発
三菱地所・三菱マテリアル

天満橋の水辺に立つ三菱の塔

大阪・天満橋の大川沿いを歩くと、川面を見下ろすようにすっきりとした高層棟が立っている。OAPタワー、正式には大阪アメニティパーク(OAP)のメインタワーだ。1996年1月に竣工した地上39階・高さ176.3メートルのこの建物は、大阪市北区天満橋に位置し、三菱地所と三菱マテリアルが共同で開発した複合施設の核を担っている。

OAPはタワーを中心に、ホテル棟・商業施設・賃貸住宅が一体となった大規模開発として計画された。大川(旧淀川)に面した開放的な敷地に、複数の機能を積み重ねることで都心居住と業務の両立を図ったこのプロジェクトは、バブル期の計画を1990年代に実現させた事例として位置づけられる。天満橋という大阪の歴史的な川沿いの地に、新しい複合都市機能が加わった瞬間だった。

大川の眺望と都市複合の設計

OAPタワーは純粋なオフィスビルではなく、高層部にホテルを内包した複合型の超高層建物として設計されている。地下3階から地上39階という規模は、当時の大阪において際立ったスケールであり、周辺の中低層街区を見下ろす存在感は竣工から30年近くたった今も変わらない。

天満橋という立地は交通の要衝でもある。地下鉄谷町線・京阪電車の天満橋駅と直結しており、大阪城公園や中之島にも近い。ビジネス需要に加え、大阪観光の拠点としての利便性も高く、ホテルには多くの宿泊客が訪れる。足元には大川の緑と水面が広がり、遊歩道を通じてリバーウォークを楽しむことができる。

バブル期に計画された大型開発には竣工が遅れたり頓挫したりしたものも多かった中、OAPは1996年に完成を見た。三菱グループの資本力と開発力が、大川沿いのこの場所に形を与えた。

まとめ

OAPタワーは1996年竣工・地上39階・高さ約176メートルのオフィス・ホテル複合ビルとして、大阪・天満橋の大川沿いに立ち続けている。三菱地所・三菱マテリアルが手がけたこの建物は、都心の水辺に業務・宿泊・商業機能を集約した1990年代大阪の一つの回答だ。大川の遊歩道を歩きながら、対岸の大阪城方向のスカイラインと合わせて眺めると、都市の重層的な時間を感じることができる。同じく大阪の水辺に立つ中之島フェスティバルタワーとあわせて訪れてみてほしい。

この建物、行きましたか?

自己申告制のスタンプラリーです。記録はこの端末のブラウザにだけ保存され、サーバーには送信されません。

スタンプ帳を見る →

関連リンク

PR

※ 以下のリンクには広告(アフィリエイト)が含まれます。リンク先での購入・予約により当サイトが収益を得る場合があります。

参考・出典

  • 日本語Wikipedia「大阪アメニティパーク」
  • 三菱地所 公式情報(要最終確認)

地図でみる

この建物の近くにある建物

直線距離が近い順。そのまま次の一棟へ歩けます。