オフィスビル

パシフィコ横浜ノース

2020年竣工、地上6階・延床面積約4.6万m²の大型コンベンション施設。横浜みなとみらいの旧パシフィコ横浜に隣接する新棟で、最大6,000人を収容する多目的ホールを擁する。

パシフィコ横浜ノース
写真: NEO-NEED / CC BY-SA 4.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
横浜市西区
竣工
2020年
階数
地上6階/地下1階
延床面積
約46,295㎡
開発
横浜グローバルMICE株式会社
設計
佐藤総合計画・竹中工務店

みなとみらいに加わった新しいMICE拠点

横浜みなとみらい21地区の最先端部、ランドマークタワーのそばに2020年に竣工した大型コンベンション施設がある。パシフィコ横浜ノースだ。正式名称は横浜みなとみらい国際コンベンションセンター。地上6階・地下1階、延床面積約46,295平方メートルのこの施設は、1991年に開業した既存のパシフィコ横浜(コンベンションセンター・展示ホール等)に隣接する新棟として、2017年の着工から約3年で竣工した。

設計は佐藤総合計画と竹中工務店の共同企業体が担当し、施工は竹中・小俣建設共同企業体が手がけた。施主は横浜市が出資する第三セクター「横浜グローバルMICE株式会社」で、みなとみらいエリアのMICE(会議・企業イベント・コンベンション・展示会)機能を強化する目的で設けられた。

新旧一体の国際的なMICEキャンパス

パシフィコ横浜ノースの中核は、1階に設けられた多目的ホールだ。面積約6,300平方メートル、最大収容人数は約6,000人で、最大8つのエリアに分割しての利用も可能という。2〜4階には大中小42室の会議室が配置され、計6,185平方メートルの会議スペースを備える。既存のパシフィコ横浜とは連絡通路で直結しており、両施設を一体的に使用できる仕組みになっている。

みなとみらい21地区は開発当初から「国際会議都市・横浜」の実現を重要な目標に掲げてきた。パシフィコ横浜が1991年に開業して以来、横浜は国際会議の誘致において国内でも有数の都市となってきた。その発展形として2020年に登場したノース棟は、より大規模・多機能な国際イベントへの対応力を高めるための施設だ。開業のタイミングがCOVID-19のパンデミック直前だったため、本格稼働が始まった後は、都市のコンベンション需要を支える重要な役割を担っている。

外観は水平ラインを強調した低層の大屋根建築で、高層のランドマークタワーやインターコンチネンタルホテルが立ち並ぶみなとみらいの中にあって、水辺のスケールと調和した落ち着いた佇まいを見せる。

まとめ

パシフィコ横浜ノースは、2020年竣工・地上6階・延床面積約46,300平方メートルのコンベンション施設として、横浜みなとみらいの国際会議機能をひとまわり大きくした。既存施設と一体で運営されるこの新棟は、横浜が「MICE都市」として積み重ねてきた30年を支える新しい基盤だ。横浜ランドマークタワーや横浜グランドインターコンチネンタルなどみなとみらいの代表的建物と合わせて訪れると、この街の段階的な発展の軌跡が見えてくる。

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関連リンク

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参考・出典

  • 竹中工務店 主要作品ページ
  • 日本語Wikipedia「横浜国際平和会議場」
  • みなとみらいエリアマネジメント

地図でみる

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