横浜アイランドタワー
2003年竣工、横浜・関内に立つ地上27階・高さ119mの超高層オフィスビル。1929年築の旧第一銀行横浜支店の低層部を保存しながら高層棟を増設した歴史と現代の融合建築。プリツカー賞受賞の槇文彦が設計した。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 横浜市中区
- 竣工
- 2003年
- 階数
- 地上27階/地下3階
- 高さ
- 119m
- 開発
- 都市基盤整備公団(現・都市再生機構)
- 設計
- 槇文彦(槇総合計画事務所)
近代建築を抱く超高層
横浜・関内エリアを歩いていると、27階建ての高層ビルの足元に古色を帯びた石造りの建物が抱え込まれている光景に出会う。横浜アイランドタワー——2003年に竣工した地上27階・高さ119メートルの超高層オフィスビルだ。設計はプリツカー賞受賞建築家の槇文彦(槇総合計画事務所)が担い、都市基盤整備公団(現・都市再生機構)が事業主体となった。
低層部に取り込まれているのは、1929年(昭和4年)に竣工した旧第一銀行横浜支店だ。古典主義様式の意匠を持つこの近代建築は解体されることなく、保存・改修を施したうえで新たな高層棟に接続されている。竣工後は都市再生機構(UR都市機構)の本部が入居し、横浜の行政・ビジネス拠点のひとつとなっている。
歴史の層を重ねる都市の手法
歴史的建造物の保存と超高層ビルの建設を同時に行うという手法は、都市の記憶を継承しながら機能を更新するアプローチとして、日本の都市再開発においても少しずつ広まっている。横浜アイランドタワーはその先例のひとつだ。
槇文彦が手がけた高層棟は、石造りの旧銀行建築と過度に争わず、その存在を引き立てるようなシンプルなデザインが採られている。関内周辺は横浜開港以来の歴史的な街並みを残しており、アイランドタワーの建築的な判断はこのエリアの文脈を尊重したものといえる。近隣の横浜ランドマークタワーとは対照的に、歴史と現代の対話を主題とした建築として横浜の都市景観に固有の個性を加えている。
まとめ
横浜アイランドタワーは2003年竣工、地上27階・高さ119メートル。槇文彦設計のもと、1929年築の旧第一銀行横浜支店を保存しながら超高層棟を建て増した複合ビルで、都市再生機構の本部が置かれている。関内エリアを散策すれば、近代建築と現代の高層ビルが共存するこの独自の景観に出会えるはずだ。
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参考・出典
- 横浜アイランドタワー - Wikipedia(地上27階・地下3階・高さ119m・2003年竣工・設計:槇総合計画事務所)
- 都市再生機構(UR都市機構)本部所在地(横浜アイランドタワー)
- 旧第一銀行横浜支店(1929年竣工・低層部保存)
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