YOKOHAMA KITANAKA KNOT
横浜市中区北仲通の生糸検査所跡地に2020年に竣工した地上58階・高さ199.95メートルの超高層複合施設。住宅1,176戸とホテル・商業を擁し、旧帝蚕倉庫の歴史建築を敷地内に保存した再開発。
- 用途
- マンション
- エリア
- 横浜市中区
- 竣工
- 2020年
- 階数
- 地上58階/地下1階
- 高さ
- 199.95m
- 開発
- 三井不動産レジデンシャル・丸紅
- 設計
- 鹿島建設
横浜の生糸の記憶が宿る地に立つ200メートル
神奈川県横浜市中区北仲通5丁目。みなとみらい線の馬車道駅に直結するこの地に、高さ199.95メートル・地上58階の超高層複合施設がそびえる。YOKOHAMA KITANAKA KNOTは2020年2月に竣工し、三井不動産レジデンシャルと丸紅が共同で開発した。設計と施工は鹿島建設が担った。住宅棟「ザ・タワー横浜北仲」1,176戸を核に、ホテルと商業施設を内包する複合開発だ。
この土地は近代横浜の物語と深く結びついている。かつて日本最大の貿易品目であった生糸を検査した生糸検査所(現・横浜地方合同庁舎)が近隣に残り、開発地には旧帝蚕倉庫事務所の歴史的建築が今も保存されている。煉瓦と白壁が印象的なその建物は、超高層タワーの足元に置かれ、横浜港の近代化を支えた産業の記憶を今に伝えている。
歴史建築との対話と馬車道の再生
北仲通エリアは横浜港開港以来、外国商館や倉庫が立ち並んだ国際商業地区として栄えた。しかし戦後は業務機能の移転が進み、長らく活性化が課題とされてきた地区でもある。YOKOHAMA KITANAKA KNOTの開発は、馬車道駅の開業(2004年)を契機として動き出した再整備計画の集大成であり、高層住宅を呼び込むことで昼だけでなく夜も人が暮らす街へと変えることが狙いとされた。
敷地の商業エリア「KITANAKA BRICK&WHITE」は既存の歴史建築を活用しており、煉瓦の質感と白い近代建築が交差する外構は、横浜らしいコントラストを作り出している。2026年1月には星野リゾートが運営するOMO5横浜馬車道がホテルとしてオープンし、宿泊機能も加わった。
まとめ
YOKOHAMA KITANAKA KNOTは2020年竣工、地上58階・地下1階、高さ199.95メートルの超高層複合施設である。1,176戸の住宅と歴史建築の保存を両立しながら横浜・北仲通の再生を担った、横浜市内最高層クラスの建物だ。
馬車道駅を降り、歴史的煉瓦倉庫とそびえるタワーの対比を眺めながら歩くと、横浜の時間の積み重なりを実感できる。
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参考・出典
- Wikipedia「YOKOHAMA KITANAKA KNOT」https://ja.wikipedia.org/wiki/YOKOHAMA_KITANAKA_KNOT
- 鹿島建設 実績 yokohama kitanaka knot https://en.jtower.co.jp/cases/12231/