オフィスビル

聖路加ガーデン

東京都中央区明石町に1994年5月竣工した超高層複合施設。聖路加タワー(地上51階・高さ約220m)と住居棟から成り、隅田川に面して大川端のスカイラインを形成する。

聖路加ガーデン
写真: Kakidai / CC BY-SA 4.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
中央区
竣工
1994年
階数
地上51階/地下4階
高さ
220m
開発
三井不動産
設計
日建設計

隅田川岸に並ぶ二棟のタワー

東京都中央区明石町の隅田川沿いに、1994年5月に竣工した超高層複合施設がある。聖路加ガーデンだ。主棟の聖路加タワーは地上51階・地下4階・高さ約220メートルを誇るオフィス棟で、隣接する住居棟とともに、隅田川に向かってスカイラインを形成している。

築地・明石町エリアを歩いていると、細い路地の先に突然、高さのある双子のシルエットが視界に入ってくる。隅田川の川面からの眺めでも、下流に向かって水面を辿ると、このタワーの影が際立って見える。佃・月島の大川端エリアに並んで、隅田川下流の右岸を縁取る風景の一部として定着した。設計は日建設計が担い、開発は三井不動産が主導した。

聖路加国際病院との一体開発

この建物の成り立ちには特殊な背景がある。聖路加ガーデンが立つ明石町の敷地の隣には、明治期から続く歴史ある聖路加国際病院がある。病院が所有する土地の一部を複数の民間事業者が活用する形で再開発が進んだことで、医療施設と超高層オフィス・住居棟が隣接するという、都心では珍しい街区が生まれた。

聖路加ガーデンが竣工した1990年代初頭は、東京湾岸・隅田川沿いで大規模な再開発が相次いだ時期でもある。大川端エリアでは石川島造船所の旧工場跡地を活用したリバーシティ21が先んじて開発されており、聖路加ガーデンもその流れのなかで明石町の水辺に新しい高さをもたらした。オフィス機能を担う聖路加タワーの延床規模は大きく、完成時には中央区の湾岸エリアに新たな業務の核を形成した。

現在も聖路加タワーはオフィスビルとして稼働している。隅田川沿いの遊歩道を歩けば、川面越しに高層棟の全体を見渡すことができ、水辺と高さが共存する独特の景色を楽しめる。病院の低層建築と超高層タワーが並ぶこの街区は、東京の都心再開発史の一頁として見ても興味深い。

まとめ

聖路加ガーデンは1994年5月竣工、聖路加タワー(地上51階・地下4階・高さ約220m)を核とした超高層複合施設だ。日建設計の設計のもと三井不動産が主導して開発し、聖路加国際病院隣接の敷地に建ち上がった。医療と都市開発が隣り合うこの場所は、築地・明石町を歩く際に立ち寄りたい水辺のランドマークのひとつだ。

関連記事:リバーシティ21(大川端)パークタワー晴海

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参考・出典

  • 聖路加タワー オフィス情報(三井不動産・東急不動産・CBRE等)より地上51階・地下4階・高さ220.63m・竣工1994年5月・中央区明石町8-1・設計日建設計を確認
  • 各種ビル情報サイトで開発事業者(三井不動産・日本生命保険・東急不動産ほか)を確認

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