マンション

トルナーレ日本橋浜町

2005年9月竣工、地上47階・高さ約156メートルの住宅棟と18階建てオフィス棟からなる複合再開発。100名超の地権者が参加し、神社・集会所の建替えまでを包括した日本橋浜町の市街地再生。

用途
マンション
エリア
中央区
竣工
2005年
階数
地上47階/地下2階
高さ
156.07m
延床面積
約61,295㎡
開発
日本橋浜町三丁目西部地区市街地再開発組合
設計
佐藤総合計画

浜町に生まれた47階の住宅塔

東京都中央区日本橋浜町三丁目。隅田川と清洲橋通りが近づくあたり、静かな住宅地の一角に高さ156.07メートルの超高層が空へと伸びている。トルナーレ日本橋浜町——地上47階・地下2階の住宅棟と、地上18階・地下2階のオフィス棟で構成される複合再開発施設だ。2005年9月に竣工し、住宅棟の総戸数は587戸を数える。設計は佐藤総合計画が担当し、施工は大成建設・五洋建設の共同企業体があたった。

「トルナーレ」という名はイタリア語で「また帰ってくる」という意味に由来するとされる。帰りたいと思える場所、リピートしたくなる街——そんな意図が込められた命名だという。日本橋浜町は、オフィスとショッピングが集まる日本橋と、下町の風情が残る浜町・馬喰町の中間に位置し、都心の利便性と穏やかな住環境が同居するエリアだ。隅田川沿いの浜町公園が生活圏の中にあるという立地は、このタワーの暮らしの質を支える要素のひとつだ。

氏神ごと生まれ変わった街区

トルナーレ日本橋浜町の最大の特徴は、再開発の範囲の包括性にある。「日本橋浜町三丁目西部地区市街地再開発」として100名を超える地権者が再開発組合を結成し、住宅と業務機能だけでなく、神社・集会所の建替えまでを事業の中に包み込んだ。街の氏神を含む地域コミュニティの施設をそのまま更新する再開発は、通常のビル建替えとは一線を画す。

高層住宅の足元に氏神の社と集会所が同居するという構成は、急速に高層化が進む東京湾岸においても珍しいケースだ。地権者の多様なニーズを束ねながら、市街地の更新と地域コミュニティの継続性を両立させた事例として、都市再開発の文脈で語られることがある。全体延床面積61,295平方メートルの敷地に、住まいの場と地域の場、そして業務の場が重なり合って存在している。隅田川沿いを歩くと、対岸からそのシルエットを確認できる。

まとめ

トルナーレ日本橋浜町は2005年9月竣工、東京都中央区日本橋浜町三丁目に立つ地上47階・高さ156.07メートルの超高層住宅だ。佐藤総合計画の設計、大成建設・五洋建設JVの施工、総戸数587戸。神社・集会所まで含んだ包括的な市街地再開発として整備されたこの建物は、高層化と地域性の継承をどう両立させるかという問いへのひとつの答えを体現している。浜町公園や隅田川沿いの散策ルートから眺めると、超高層の姿と下町的な街並みの対比を楽しめる。

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参考・出典

  • 日本語Wikipedia「トルナーレ日本橋浜町」(2026年8月参照)竣工2005年9月・タワー棟地下2階地上47階156.07m・オフィス棟地下2階地上18階74.32m・設計佐藤総合計画・施工大成建設・五洋建設JV・総戸数587戸・再開発事業名「日本橋浜町三丁目西部地区市街地再開発」・延床61,295m²

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