住友不動産三田ツインビル
2006年竣工の住友不動産による三田エリアのツインビル群。高さ179mの西館(地上43階)と高さ86mの東館(地上17階)からなり、2024年の名称変更でツインの名が消え、それぞれ別の名称で現在に至る。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 港区
- 竣工
- 2006年
- 階数
- 地上43階/地下2階
- 高さ
- 179m
- 開発
- 住友不動産
三田と芝浦にまたがるツインビルの誕生
2006年、港区三田と芝浦の境界線上に二棟の超高層ビルが相次いで竣工した。住友不動産三田ツインビルの西館と東館だ。西館は港区三田三丁目に位置し、地上43階・地下2階建て・高さ179.3メートルを誇る。東館は港区芝浦四丁目に立ち、地上17階・地下1階建て・高さ85.5メートルとなっている。
西館が接する三田三丁目は、慶應義塾大学のキャンパスに近く、旧来からの業務地が残るエリアだ。一方の東館が立つ芝浦四丁目は、かつて工場・倉庫が集積した湾岸部であり、1990年代以降に業務転換が進んだ土地にあたる。二棟は直線距離で近接しながらも、「丘の三田」と「埋め立ての芝浦」という異なる都市的文脈を背負っている。
住友不動産はこの二棟を「三田ツインビル」として一体の事業として整備した。西館の179メートルという高さは、竣工時点で港区南部エリアでも目立つ水準であり、田町駅周辺の超高層街区形成において重要な一棟となった。
2024年の改称——「ツイン」の名が消えた理由
この二棟は2024年に名称変更が行われた。西館は「住友不動産東京三田サウスタワー」、東館は「住友不動産三田ファーストビル」という新しい名称を持つことになり、両棟を束ねていた「ツインビル」という呼称が公式には消えた。
名称変更の背景には、二棟の規模・用途・立地の差異が大きく、実態として「ツイン」と呼ぶには個性が異なりすぎるという判断があったとみられる。179メートルの西館と85メートルの東館では、建物の存在感が大きく異なる。さらに住所も三田と芝浦に分かれており、実際の所在地とビル名の一体感を高める観点からの整理でもあると考えられる。
ビルの名前が変わっても建物そのものは変わらない。田町駅から三田方向へ歩くと、依然として二棟のビルが近い場所で並んでいるのを確認できる。「ツインビル」という一時代の呼び名は、この街区の2006年前後の記憶として残る。
まとめ
住友不動産三田ツインビルは2006年竣工の西館(地上43階・高さ約179m)と東館(地上17階・高さ約86m)からなるオフィスビル群だ。住友不動産が三田と芝浦の境界に整備したこの二棟は、2024年にそれぞれ住友不動産東京三田サウスタワー・住友不動産三田ファーストビルへと改称され、ツインの呼称は公式には使われなくなった。名前の変遷を追いながら田町・三田エリアを歩くと、都市の地名と建物の関係性のおもしろさに気づかされる。
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参考・出典
- Wikipedia「住友不動産三田ツインビル」(西館:竣工2006年9月・地上43階地下2階・高さ179.3m・港区三田三丁目5番27号/東館:竣工2006年8月・地上17階地下1階・高さ85.5m・港区芝浦四丁目2番8号)
- 住友不動産オフィス「住友不動産東京三田サウスタワー(旧三田ツインビル西館)」
- 住友不動産オフィス「住友不動産三田ファーストビル(旧三田ツインビル東館)」