オフィスビル

中野セントラルパーク

警察大学校の広大な跡地に生まれた中野四季の都市再開発の中核施設。サウス棟は地上22階・高さ約100メートルを誇り、隣接する中野四季の森公園と一体の職住遊環境を形成している。

中野セントラルパーク
写真: Akonnchiroll / CC BY-SA 4.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
中野区
竣工
2012年
階数
地上22階/地下1階
高さ
99.95m
延床面積
約190,548㎡
開発
東京建物・鹿島建設・昭栄・日本土地建物・戸田建設
設計
鹿島設計(サウス棟)・戸田建設(イースト棟)

警察大学校跡地に誕生した中野の新たな拠点

東京都中野区中野四丁目。2012年、広大な空き地となっていた旧警察大学校のキャンパス跡地に、二棟のオフィスビルが相次いで竣工した。「中野セントラルパーク サウス」と「中野セントラルパーク イースト」——合わせて中野セントラルパークと呼ばれるオフィス複合施設だ。東京建物・鹿島建設・昭栄・日本土地建物・戸田建設の5社が共同で手がけたこのプロジェクトは、中野区が推進した大規模市街地再開発「中野四季の都市(なかのしきのまち)」の中核施設として位置づけられている。

主棟であるサウス棟は地上22階・地下1階、高さ99.95メートルのオフィスビルで、鹿島建設の設計部門が担当した。延床面積は約15万1,500平方メートルに達する大規模な業務ビルだ。一方、イースト棟は地上10階・高さ50.60メートルで、戸田建設の設計部門が手がけている。二棟合わせた延床面積は約19万平方メートルを超え、中野エリアで有数のオフィス集積となっている。

敷地の北側に接するように整備された中野四季の森公園は、約3ヘクタールの緑地で区民の憩いの場となっている。オフィス群の足元に広々とした公園が並立するという配置は、純粋な業務街区とは一線を画す、職住遊の混合した環境を生んでいる。

16.8ヘクタールの都市再生という文脈

中野四季の都市の基盤となったのは、2001年に府中市への移転が決まった警察大学校の広大なキャンパス跡地だ。約16.8ヘクタールという大きな空白が中野駅の至近に生まれたことは、区にとって稀有な再開発機会となった。地権者・中野区・東京都が長年にわたって協議を重ね、オフィス・住宅・商業・公共施設・公園が複合した街区として段階的に整備が進んだ。

中野セントラルパークはその中心軸にあたる位置を占め、中野駅北口から徒歩数分という交通利便性と、大型の緑地を隣接させた希少な条件を備えている。再開発によって生まれた街区を歩くと、かつて塀で隔てられた空白地だったこの場所が、人の集まる開かれた都市空間へと変わったことを実感できる。街区全体の整備は段階的に進み、住宅棟や商業施設も加わることで、勤務・居住・買い物が半径数百メートルで完結する中野の新しい街の姿が生まれた。

まとめ

中野セントラルパークは2012年竣工、東京都中野区中野四丁目に立つオフィス複合施設だ。サウス棟は地上22階・高さ約100メートル、イースト棟は地上10階・高さ約51メートルで、旧警察大学校跡地の大規模再開発「中野四季の都市」の核心をなす。緑豊かな公園と隣り合ったこの場所を訪れると、再開発が街の空白をどのように埋め、新しい中野の顔を生みだしたかを体感できる。中野を訪れる際はぜひ、公園からビル群を見渡しながら散策してみてほしい。

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参考・出典

  • 東京建物 オフィス情報(office.tatemono.com/list/detail/461, /464)サウス棟:地上22階(塔屋1含む)地下1階・高さ99.95m・延床151,523.55m²、イースト棟:地上10階(塔屋1含む)地下2階・高さ50.60m・延床39,025.17m²
  • 鹿島設計 実績(kajima.co.jp/tech/kd/works/177/)サウス棟設計者:鹿島建設 一級建築士事務所
  • 中野セントラルパーク公式(nakano-centralpark.jp)
  • minto.or.jp 中野四季の都市 再開発事業(archives/regenerate/detail22.html)

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