オフィスビル

TWIN21

1986年3月竣工、地上38階・高さ150メートルのツインタワー。大阪城公園に隣接する大阪ビジネスパーク(OBP)の中核施設として、松下グループの松下興産が開発し、日建設計が設計した。

TWIN21
写真: Mangos / Public Domain (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
大阪市中央区
竣工
1986年
階数
地上38階/地下1階
高さ
150m
開発
松下興産
設計
日建設計

大阪城のそばに立つ双子の塔

大阪府大阪市中央区城見2-1-61。地下鉄長堀鶴見緑地線・大阪ビジネスパーク駅に直結し、大阪城公園と隣接する場所に、「TWIN21(ツイン21)」はある。1986年3月竣工、地上38階・地下1階・塔屋1階、高さ150メートル。松下グループの開発会社・松下興産が建設主となり、日建設計が設計した二棟一対のオフィスタワーだ。

2棟はそれぞれ「パナソニックタワー(旧・ナショナルタワー)」と「MIDタワー」と称され、全く同一の形状を持つ。等身大の双子として向かい合う2棟の間には広場が広がり、大阪城の緑を背景に独特のランドスケープを形成している。

松下興産が作った「企業城」

TWIN21が立つ大阪ビジネスパーク(OBP)は、1980年代に東大阪市との境界にあった工場跡地を活用して整備された新たなオフィスゾーンだ。大阪城と淀川に挟まれた立地に複数の超高層オフィスビルを集積させ、「副都心」として機能させるというコンセプトのもと、民間各社が参画して開発が進められた。

その中でTWIN21は最も早く竣工した中核施設の一つだった。松下電器産業(現・パナソニック)グループの不動産部門が手がけたこの双子の塔は、OBP形成の象徴として機能し、その後に続くOAP(大阪アメニティパーク)などの開発に先行事例を示した。バブル経済の開幕直前、大企業が郊外工場跡地に「街をつくる」という試みがOBPであり、TWIN21はその視覚的な旗印となった。

まとめ

TWIN21は、1986年3月竣工・地上38階・高さ150メートルの二棟一対のオフィスタワーだ。日建設計の設計のもと松下興産が開発し、大阪城公園に隣接するOBPの代名詞として大阪市中央区の東に静かにそびえている。

大阪ビジネスパーク駅を出てすぐ、大阪城の緑を背景に並ぶ2棟のシルエットは、1986年という時代が都市開発に込めた期待を静かに体現している。城と超高層が同じ視野に収まる風景を、ぜひ歩いて確かめてほしい。

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参考・出典

  • Wikipedia「TWIN21」(竣工1986年3月・地上38階地下1階塔屋1階・150m・大阪市中央区城見2-1-61・設計:日建設計・事業者:松下興産)

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