グランパークタワー
1996年竣工の地上34階・高さ151mのオフィスタワー。NTT都市開発の本社ビルとして田町・芝浦エリアに誕生し、湾岸側における業務集積の起点となった一棟。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 港区
- 竣工
- 1996年
- 階数
- 地上34階/地下4階
- 高さ
- 151m
- 開発
- NTT都市開発
田町の南、芝浦に立つNTTの高層棟
東京都港区芝浦三丁目。田町駅から芝浦方面へ歩くと、隅田川支流の運河を渡ったあたりに高さ151メートルの塔が視界に入る。1996年竣工のグランパークタワーだ。地上34階・地下4階建てで、NTT都市開発が開発・保有するオフィスタワーとして生まれた。NTT都市開発はこのビルを本社として長く使用してきた。
芝浦という土地はかつて埋め立て地として工場や倉庫が並ぶ地区だったが、1980年代以降に業務・住宅転換が進んだ地域だ。グランパークタワーが竣工した1990年代半ばは、田町駅東口(港南側と対をなす芝浦側)の再開発が本格化し始めた時期にあたる。NTTグループの通信インフラを支える不動産事業部門が、本社機能をこの地に置いたことは、芝浦エリアに業務機能が集積し始めた流れを示している。
建物の足元は「グランパーク」と呼ばれる街区の一角をなしており、オフィスや商業施設が組み合わさった複合的な構成になっている。田町駅からは徒歩で7〜10分ほどの距離にあり、芝浦の運河沿いを歩いてたどり着く動線が、港区南部らしい水辺の風景とともにある。
芝浦の変貌と都市更新の連鎖
田町・芝浦エリアはその後も開発が続いた。2018年に竣工したmsb Tamachi(田町ステーションタワー)は、田町駅西口の車両基地跡地を含む再開発で、駅前の姿を大きく変えた。浜松町では世界貿易センタービルの建て替えが進み、高輪では高輪ゲートウェイ駅・高輪ゲートウェイシティという新しい街区が生まれている。
グランパークタワーはこれらの新開発と比べると先行する世代にあたる。しかし1996年当時、芝浦の水辺の埋め立て地に151メートルの超高層オフィスが立ったことは、その後の港区南部における業務集積の方向性を早い段階で示した出来事だったといえるかもしれない。街区名「グランパーク」がそのまま現在も使われているのは、この場所が30年近くを経てもエリアの基点として機能し続けていることを示している。
まとめ
グランパークタワーは1996年竣工、地上34階・高さ151メートルのオフィスタワーだ。NTT都市開発の本社ビルとして芝浦三丁目に立ち、田町駅東口・芝浦エリアの業務集積の起点となった。運河沿いの街区「グランパーク」を歩けば、1990年代から続く港区南部の都市更新の積み重ねを感じることができる。
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参考・出典
- Wikipedia「グランパークタワー」(竣工1996年・地上34階地下4階・高さ151m・東京都港区芝浦3-4-1)
- NTT都市開発公式「グランパークタワー」(芝浦3丁目・NTT都市開発本社ビル)