オフィスビル

日本経済新聞社東京本社ビル

千代田区大手町に2009年竣工した地上31階・高さ155mのオフィスビル。大手町連鎖型都市再生プロジェクト第1次事業として、JAビル・経団連会館とともに建設された。設計は日建設計で、日本経済新聞社の東京本社機能を収容する。

日本経済新聞社東京本社ビル
写真: Lombroso / CC BY-SA 3.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
千代田区
竣工
2009年
階数
地上31階/地下3階
高さ
155m
延床面積
約74,751㎡
開発
大手町開発
設計
日建設計

大手町に立つ経済報道の本拠

東京都千代田区大手町一丁目3番7号、竹橋方面を望む一角に、日本経済新聞社東京本社ビルは静かに立っている。2009年4月に竣工した地上31階・地下3階建て、高さ155メートルのオフィスビルで、設計は日建設計、施工は清水建設が担った。大手町一丁目という東京の経済・金融情報の集積地に、日本の経済メディアを代表する日本経済新聞社の本拠として建てられた。

外観は縦方向を強調したガラスカーテンウォールで端正に仕上げられており、大手町の超高層街区の中に自然な存在感で溶け込む。竣工時点での高さ155メートルは周辺の既存ビルに遜色なく、大手町のスカイラインの一角を形成している。編集・制作機能をはじめとした本社機能が集約され、毎朝この建物から日本の経済情報が発信される。

大手町連鎖型再開発の起点として

この建物が都市計画の文脈で特筆されるのは、大手町連鎖型都市再生プロジェクトの第1次事業として建てられた点にある。JAビル、経団連会館と3棟が同じ時期に一体で建て替えられ、2009年に竣工した。連鎖型再開発とは、国が土地を先行取得してビルを建て、完成後の売却代金で次の土地を確保するという循環型の手法で、老朽化した大手町の業務ビル群を順序立てて更新するために採用された仕組みだ。

第1次事業の完成が呼び水となり、第2次(大手町フィナンシャルシティ・2012年)、第3次(グランキューブ・2016年)と連鎖が続いた。日本経済新聞社東京本社ビルはその出発点として、大手町再開発の歴史を語るうえで欠かせない一棟だ。大手町から竹橋にかけて歩くと、異なる年代に完成した超高層が並び立ち、再開発の時間軸が街のシルエットに刻み込まれているのを感じ取ることができる。

まとめ

日本経済新聞社東京本社ビルは2009年竣工、地上31階・高さ155メートル。日建設計の設計と清水建設の施工で生まれたこのビルは、大手町連鎖型再開発の第1次として後に続く複数の超高層建設を先導した起点だ。大手町・東京駅周辺は宿泊施設が充実しており、連鎖型再開発で更新された街を一泊してじっくり歩くのに適している。

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参考・出典

  • Wikipedia「日本経済新聞社東京本社ビル」(ja.wikipedia.org/wiki/日本経済新聞社東京本社ビル)
  • skyskysky.net「日本経済新聞社東京本社ビル」(skyskysky.net/building-japan/13tokyo/01/186.html)

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