オフィスビル

天神ビジネスセンター

福岡・天神の中心に立つ地上19階建てのオフィスビル。2021年9月竣工、延床面積6万1100平方メートル超を誇り、天神ビッグバン計画の先陣を切った象徴的な一棟。

天神ビジネスセンター
写真: Ave reijin / CC0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
福岡市中央区
竣工
2021年
階数
地上19階/地下2階
高さ
89m
延床面積
約61,100㎡
開発
福岡地所

天神の空を更新した先陣

西鉄福岡(天神)駅の目の前、天神1丁目の一角に天神ビジネスセンターが完成したのは2021年9月のことだ。地上19階・地下2階建て、高さ約89メートル、延床面積は6万1100平方メートルを超える。基準階あたり約717坪という広い執務スペースを確保しつつ、積層ゴムとオイルダンパーを組み合わせた免震構造を採用している。天神エリアでは珍しかった国際水準のグレードと床効率を備えたオフィスビルが、この街の一等地に誕生した。

西鉄天神駅から徒歩数分という交通至便な立地は、福岡最大のターミナル駅・博多駅への直通アクセスも確保している。ビジネス利用に加え、周辺の大型商業施設との回遊性も高く、天神の昼間人口を支える拠点として機能している。

天神ビッグバンの号砲として

天神ビジネスセンターが持つ意味は規模以上に大きい。福岡市が打ち出した「天神ビッグバン」——容積率の大幅緩和によって天神地区の老朽ビルを国際水準に建て替える官民連携の都市戦略——の第1号プロジェクトとして完成した建物だからだ。

天神ビッグバンは2015年ごろから構想が始まり、2020年代にかけて複数のビルの建て替えを促している。その中でも天神ビジネスセンターは最初の実績として、政策の有効性を実証した。福岡地所が建築主となり、天神の地権者・テナントとともに合意形成を積み重ね、新しい起点を作り上げた経緯は、今後も続く天神再開発の参照点となっている。

福岡は人口増加が続く都市であり、キャナルシティ博多や福岡タワーなど個性的な建築が多い。天神ビジネスセンターはそうした都市の更新の最前線を示す一棟だ。

まとめ

天神ビジネスセンターは2021年9月竣工、地上19階・高さ約89メートル、延床面積約6万1100平方メートルの大型オフィスビル。天神ビッグバン計画の先陣として完成し、福岡・天神の都市更新を象徴している。西鉄天神駅直近の立地を生かして、街の歩き方を変えるランドマークとして根付いている。天神を訪れる際にはぜひ外観を確認してほしい。

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参考・出典

  • 福岡市公式資料(建築確認等)
  • 福岡市都市整備局 都市再開発課発表資料(2023年)

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