オフィスビル

東京ドーム

1988年3月竣工、日本初の全天候型ドームスタジアム。エアサポート式の膜屋根が直径201mの空間を覆い、延床面積約116,932m²。後楽園に隣接し、都市に埋め込まれたスポーツとエンターテインメントの拠点となった。

東京ドーム
写真: ClarkSui / CC BY-SA 3.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
文京区
竣工
1988年
階数
地上6階/地下2階
高さ
56m
延床面積
約116,932㎡
開発
株式会社東京ドーム
設計
日建設計

雨を気にしない球場が都市に現れた

1988年3月、東京・後楽園の一角に白い巨大な気泡が浮かびあがった。東京ドームだ。直径201mの膜屋根が内部の気圧差で支えられ、雨天中止の概念を日本のプロ野球から一掃した。延床面積は約116,932m²、建築面積は約46,755m²。設計は日建設計、施工は竹中工務店が担い、1988年3月17日に竣工した。

建物は地上6階・地下2階という、スタジアムとしては横に広がる構成だ。ドームの膜体は白色のテフロン加工ガラス繊維で、常時加圧することで形状を維持する「エアサポート式」の日本初適用事例だった。この工法はドーム建設のコストと工期を大幅に短縮し、後続の福岡ドームや大阪ドームにも影響を与えたとされる。

東京ドームが立つ後楽園は、江戸時代の大名庭園「小石川後楽園」と隣接するエリアだ。1937年に後楽園球場が開場し、1988年に東京ドームへと建て替えられた。屋根付きの現代的な施設に生まれ変わったことで、後楽園地区全体が「東京ドームシティ」として遊園地・ホテル・商業施設を含む総合エリアへと再編されていった。白い外壁は後楽のビル群の間からも確認でき、この地区の動かぬ目印となっている。

まとめ

東京ドームは1988年3月竣工、地上6階・高さ約56m、延床面積約116,932m²。日本初のエアサポート式ドームとして全天候型スポーツ施設の扉を開いた建物だ。後楽園という歴史ある土地に根ざしながら、都市のエンターテインメント拠点へと転換したプロセスは、東京の都市更新を語る一ページでもある。

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参考・出典

  • 東京ドーム公式サイト FAQ(竣工1988年3月17日・地上6階地下2階・高さ56.19m)
  • 竹中工務店 主要作品(延床面積116,932m²・建築面積46,755m²・設計日建設計・施工竹中工務店)

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