オフィスビル

渋谷クロスタワー

1975年竣工、地上32階・高さ約131mの超高層オフィスビル。旧称「東邦生命ビル」として渋谷地区で初めて高さ100mを超えた建物で、宮益坂口に立つ渋谷の定点観測点。

渋谷クロスタワー
写真: azanti / CC BY-SA 4.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
渋谷区
竣工
1975年
階数
地上32階/地下3階
高さ
131m
開発
東邦生命保険相互会社
設計
三菱地所設計

渋谷の空を初めて超えた塔

東京・渋谷駅の宮益坂口から東を向くと、白と焦茶色の縦縞が空に伸びるビルが目に入る。渋谷クロスタワーだ。1975年3月に竣工したこのビルは、地上32階・高さ約131m。当時、渋谷地区で初めて高さ100mを超えた超高層として特定街区の指定を受けた建物であり、今も宮益坂口の風景に欠かせない存在感を放つ。

建物は東邦生命保険相互会社を建築主として、三菱地所設計が手がけた。鹿島建設が施工を担当し、1972年11月の着工から29ヶ月で竣工した。白と焦茶色のコントラストが縦に走る外観は、1970年代の超高層建築らしい明快な構成だ。地下1・2階は駐車場、1階は飲食街、2階は商業フロアという積み方は、当時の複合オフィスビルとして一般的な手法だった。

建物は1999年、東邦生命の経営破綻に伴い「GTタワー」と改称され、その後現在の「渋谷クロスタワー」に落ち着いた。名前は変わっても立地と構造は変わらず、50年以上にわたって渋谷の街が移り変わるのを見つめてきた。スクランブルスクエアやヒカリエが周囲に建ち並んだ現在も、宮益坂側から渋谷駅方向を振り返ったときの風景のなかに、確かなアクセントとして残っている。

まとめ

渋谷クロスタワーは1975年竣工、地上32階・高さ約131m。旧東邦生命ビルとして渋谷地区に初めて超高層の時代を告げた建物が、半世紀の間に渋谷再開発の連続劇を眺め続けてきた。宮益坂口から少し足を延ばし、その白茶の縦縞を見上げてみてほしい。

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参考・出典

  • Wikipedia 渋谷クロスタワー(竣工1975年3月・地上32階地下3階・高さ131m・設計三菱地所設計・施工鹿島建設)
  • 東京ビルマップ(住所:東京都渋谷区渋谷2-15-1)

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