オフィスビル

グランドプリンスホテル新高輪

1982年開業、東京都港区高輪に立つプリンスホテルの旗艦施設。昭和を代表する建築家・村野藤吾が設計し、その最晩年の大型作品として知られる。908室を擁し、高輪台地に広がる日本庭園とともに都心のリゾート感を演出する。

用途
オフィスビル
エリア
港区
竣工
1982年
開発
プリンスホテル
設計
村野藤吾

村野藤吾が設計した昭和最晩年の大型ホテル

東海道新幹線・品川駅から高輪台地へ上がった先に、曲線を多用した独特のフォルムを持つ大型ホテルが広がっている。グランドプリンスホテル新高輪は1982年4月25日に開業した908室のホテルで、プリンスホテル(西武グループ)が運営し、昭和を代表する建築家・村野藤吾が設計を担当した。

村野藤吾は1891年生まれ。日生劇場や宝塚ホテルなど多くの名建築を手がけ、1984年に93歳で没した。グランドプリンスホテル新高輪は1982年の開業であり、建築家が90歳を超えた時期に手がけた大型作品として、その晩年の仕事を代表する建物のひとつとされる。外観には波打つような曲線とアール・デコを想起させる装飾が施され、直線的なガラスタワーが主流の現代の高層ホテルとは明らかに異なる造形を持つ。

高輪台地に広がるホテルゾーン

港区高輪は江戸時代から武家屋敷が連なった丘陵地で、現在も静かな高台の住宅地の性格を保つ。品川駅の高輪口側には複数のプリンスホテルが集積しており、グランドプリンスホテル新高輪はその中核をなす。敷地内に整備された日本庭園は客室や宴会場から眺められ、都心にありながらリゾート感のある空間を提供している。

まとめ

グランドプリンスホテル新高輪は1982年開業、設計は村野藤吾。908室を擁する旗艦ホテルとして、建築家の最晩年の創造力が刻まれた建物だ。高輪台地の緑に囲まれた敷地と独自の造形美は、東京の近代建築を語るうえで外せない一棟となっている。品川・高輪エリアを訪れた際はぜひ外観から眺めてみてほしい。

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参考・出典

  • Wikipedia「グランドプリンスホテル新高輪」(1982年4月25日開業・設計:村野藤吾・908室・東京都港区高輪3-13-1)

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