マンション

Brillia Tower 浜離宮

旧イトーピア浜離宮の建て替えとして2023年に竣工した地上32階・高さ約117mの超高層マンション。東京建物が開発し、ゆりかもめ竹芝駅近くの浜離宮を望む水辺に立つ。

用途
マンション
エリア
港区
竣工
2023年
階数
地上32階/地下1階
高さ
117.22m
開発
東京建物
設計
松田平田設計

竹芝の水辺に立つ32階建て

東京都港区海岸一丁目。ゆりかもめの竹芝駅からほど近い一角に、2023年に竣工した地上32階・高さ約117mのタワーが立っている。Brillia Tower 浜離宮——東京建物が開発し、松田平田設計が手がけた超高層マンションだ。JR浜松町駅からも徒歩数分の圏内に位置し、南東側には浜離宮恩賜庭園の広大な緑が広がる。湾岸の埋立地に林立するタワーとは異なり、潮の香りよりも庭園の松林を身近に感じる立地が、このタワーに独特の佇まいをもたらしている。

この場所にはかつて、1979年に竣工した14階建てのマンション「イトーピア浜離宮」が立っていた。築40年余りの歳月を経て解体され、その跡地に同じ東京建物が新たな超高層を計画・分譲した。高さはほぼ三倍近くに跳ね上がり、竣工年代も平成から令和へとまたいだ。大規模なマンションを同じ敷地で建て替えるという事業モデルは、老朽化した都市の集合住宅をどう更新するかという問いへの一つの回答として、都心マンション建替えの先行事例と位置づけられた。

浜離宮の緑と竹芝ふ頭のあいだで

浜離宮恩賜庭園は江戸時代に整備された将軍家ゆかりの庭園で、都心に広大な芝生と松林を残す。その庭園の縁から竹芝ふ頭にかけての地帯は、高速道路の高架と再開発棟が混在しながらも、水辺との距離感を保ち続けてきたエリアだ。

2020年に東京ポートシティ竹芝が開業し、ゆりかもめ竹芝駅周辺の都市的な密度が一段高まった。Brillia Tower 浜離宮の竣工はそれから3年後にあたり、オフィス棟と住宅タワーが同じ水辺に揃うことで、竹芝という場所の重層的な性格がまた一つ厚みを増した。庭園の緑と超高層が同じ視野に収まる光景は、東京の都市の積み重なりを端的に示している。

日中にタワーの足元から北を向けば、首都高速の高架越しに芝浦方面が広がる。南を向けば浜離宮の緑と東京湾への広がりが目に入る。その対比が、このタワーの立地の妙を物語っている。

まとめ

Brillia Tower 浜離宮は2023年竣工、地上32階・高さ約117mの超高層マンションだ。東京建物が開発し、1979年竣工のイトーピア浜離宮を建て替えた都心マンション建替えの先行事例として記録される。港区海岸一丁目という浜離宮の緑に隣接する立地は、湾岸の住宅タワーとは一線を画した落ち着きを持っている。

浜松町駅から竹芝方面へ歩き、庭園の松越しにこの32階建てを仰ぎ見る散歩は、このエリアならではの体験だ。ぜひ足を運んでみてほしい。

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関連リンク

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参考・出典

  • walk.tokyo.jp「Brillia Tower浜離宮:ゆりかもめ竹芝駅直結 超高層タワーマンション2023年9月竣工」(竣工2023年9月・地上32階・高さ117.22m・開発: 東京建物)
  • prtimes.jp 東京建物プレスリリース「都心大規模マンション建替事業の先行事例 Brillia Tower浜離宮 モデルルームオープン」(旧イトーピア浜離宮1979年竣工14階建てを建て替え・松田平田設計)
  • skyscrapercity.com「TOKYO Brillia Tower Hamarikyu 117m」スレッド(高さ117m・港区海岸一丁目)

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