フジテレビ本社ビル
1996年竣工、地上25階・高さ約123mの放送局社屋。丹下健三が設計し、2棟の塔を渡り廊下でつなぐ独特の構成と直径32mの球体展望台「はちたま」が特徴。お台場の象徴的ランドマーク。
- 用途
- オフィスビル
- エリア
- 港区
- 竣工
- 1996年
- 階数
- 地上25階/地下2階
- 高さ
- 123m
- 開発
- フジテレビジョン
- 設計
- 丹下健三・都市・建築設計研究所
2棟と球体が組み合わさった放送局の城
東京・お台場のウォーターフロントに立つ建物の中でも、フジテレビ本社ビル(正式名称:FCGビル)はひときわ目を引く存在だ。2棟の超高層棟を7・8階の渡り廊下で結び、その中間部分から直径32mの球体展望台「はちたま」が突き出すという個性的な構成をしている。高さは約123m、地上25階・地下2階。竣工は1996年で、設計は建築家・丹下健三が担当した最後期の大型建築のひとつとされる。
建設工事は1993年4月に始まり、1996年6月に完成した。フジテレビがそれまで使用していた河田町の旧社屋からお台場への移転に合わせ、新たなテレビ局建築の在り方を提示したプロジェクトだ。海を向いた広大なガラスのファサードは採光と景観の両立を意識した設計で、1990年代の臨海副都心開発のシンボルとして都市に刻まれた。
丹下健三は東京都庁や国立代々木競技場など、日本の近代建築を数多く主導した建築家だ。FCGビルはお台場という新たな都市の文脈で設計されたため、その作品群のなかでも異色の存在感を放つ。球体の内部はかつて展望台として一般に公開され、東京湾の眺望が楽しめた。二棟をつなぐ空中廊下と球体という構成は、テレビ局がその時代に持っていた創造的な自己表現の意志をそのまま建築化したようにも見える。
まとめ
フジテレビ本社ビルは1996年竣工、地上25階・高さ約123m。丹下健三の設計が示す構造的な遊び心と球体展望台の存在感は、お台場のスカイラインに唯一無二の輪郭を与えている。臨海線やゆりかもめで訪れ、海岸沿いから全体像を見上げると、その造形の大胆さがより鮮明に伝わる。
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参考・出典
- Wikipedia FCGビル(正式名称。竣工1996年・地上25階地下2階・高さ123.45m・設計丹下健三・都市・建築設計研究所)
- mynavi記事 2014年1月(建設工事1993年4月〜1996年6月)
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