オフィスビル

パレスホテル東京

2012年竣工、皇居外苑に隣接する東京都千代田区丸の内1-1-1に立つ地上23階・高さ約114mのラグジュアリーホテル。三菱地所設計が手がけた現棟は谷口吉郎設計の旧館を建て替えたもので、290室の客室からは皇居の緑を望む。

パレスホテル東京
写真: Rs1421 / CC BY-SA 3.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
千代田区
竣工
2012年
階数
地上23階/地下4階
高さ
114m
延床面積
約94,100㎡
開発
パレスホテル株式会社
設計
三菱地所設計

皇居外苑を望む丸の内の最高級ホテル

東京メトロ千代田線の二重橋前駅から地上に出ると、正面に皇居外苑の緑が広がり、左手には白いタワーが林立する丸の内の高層ビル群が見える。その境目に立つのがパレスホテル東京だ。住所は千代田区丸の内一丁目1番1号。2012年5月に竣工した地上23階・地下4階・高さ114.9メートルのラグジュアリーホテルで、三菱地所設計が設計を担い、大林組が施工した。

このホテルの敷地には、1961年に開業した旧パレスホテルが長年にわたって建っていた。旧館は建築家・谷口吉郎が設計したものだったが、老朽化と耐震性の問題から建て替えが決断された。2006年1月に旧館は閉館し、同年中に解体が始まった。2012年5月に現棟が竣工、同年7月に開業している。延床面積は約94,100平方メートルに及ぶ。

外観は白みがかったアルミパネルとガラスのカーテンウォールで構成され、水平ラインを強調したデザインが皇居外苑の低い水平な樹林と呼応するよう設計されている。客室数は290室で、上層階の客室や最上階のダイニングからは皇居の緑と東京の街並みを一望できる。

立地の唯一性——「丸の内1-1-1」という住所の意味

「丸の内1-1-1」という住所は、東京の近代都市計画の中で生まれた象徴的な番地だ。皇居の外堀に面し、江戸城の三の丸があった場所に近い。周囲には丸の内ビルディングや新丸の内ビルディングなどの大型オフィスビルが立ち並ぶが、ホテルの敷地だけは皇居外苑の緑地に直接隣接し、都心でありながら喧騒から切り離された静けさを持つ。

ホテルの入口から皇居外苑の散歩道への距離はわずか数十メートルで、早朝には皇居一周コースを走るランナーや散歩する人の姿が見える。政財界の要人をはじめ国内外のVIPが利用することでも知られる。

まとめ

パレスホテル東京は2012年竣工、地上23階・地下4階・高さ約114メートル、延床面積約94,100平方メートルのホテルだ。三菱地所設計が手がけた現棟は旧館の立地を引き継ぎ、皇居外苑に隣接する千代田区丸の内1-1-1の唯一性を最大限に生かす設計となっている。東京の都心で皇居の緑を部屋から望めるホテルは、ここを除いてほぼ存在しない。

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参考・出典

  • Wikipedia「パレスホテル東京」(2012年5月竣工・地上23階地下4階・高さ114.9m・延床面積約94,100㎡)
  • パレスホテル東京公式サイト(設計:三菱地所設計、施工:大林組、客室数290室)

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