オフィスビル

新宿イーストサイドスクエア

2012年竣工、地上20階建て・高さ96mの大規模複合オフィスビル。東新宿駅直結で、1フロア約5,900m²の大型オフィス空間と環境配慮設計を両立した新宿副都心の新たな核。

新宿イーストサイドスクエア
写真: Wirtz / CC BY-SA 3.0 (Wikimedia Commons)
用途
オフィスビル
エリア
新宿区
竣工
2012年
階数
地上20階/地下2階
高さ
96m
開発
三菱地所
設計
三菱地所設計・日本設計

新宿の「東側」に誕生した大型オフィス拠点

新宿駅の東口からさらに東へ、明治通りを越えた一帯に2012年に完成したのが新宿イーストサイドスクエアだ。高さ96メートル、地上20階・地下2階建ての複合オフィスビルで、東新宿駅(東京メトロ副都心線・都営大江戸線)に直結する好立地にある。1フロアあたり約5,900平方メートルという広大な基準階面積は都心の大規模オフィスの中でも屈指の広さで、大企業の本社機能やIT企業の拠点誘致を念頭に設計された。

開発を主導したのは三菱地所で、設計は三菱地所設計と日本設計のジョイントベンチャーが担当した。この地区はかつて住宅と小規模商業施設が混在していたが、再開発事業により歌舞伎町の北東側に新しいビジネス拠点が誕生した。竣工時から入居しているスクウェア・エニックスをはじめ、複数のIT・コンテンツ系企業が本社・主要拠点を構え、新宿という立地の発信力を活用している。

環境配慮と大型オフィスを両立する設計

新宿イーストサイドスクエアは、竣工当時の基準で標準的な大型オフィスビルと比べて約25パーセントのCO₂排出削減を達成したとされる。外装には高断熱ガラスを採用し、自然換気と機械換気を組み合わせたハイブリッド空調システムを導入した。また、地下に設けられた低炭素型エネルギーシステムや緑化されたテラスが、建物全体の環境負荷を下げている。

新宿の西口側に林立する高層ビル群——新宿住友ビル、新宿NSビルといった1970〜80年代の超高層——とは対照的に、このビルは高さよりも「広い床面積」と「使いやすさ」を重視した設計で差別化している。東新宿駅からは地下連絡通路で雨に濡れずにアクセスでき、通勤・来訪の利便性も高い。

まとめ

2012年竣工、高さ96メートルの新宿イーストサイドスクエアは、三菱地所が主導した東新宿の再開発で誕生した大型複合オフィスビルだ。1フロア約5,900平方メートルの広大な基準階と環境配慮設計が特徴で、新宿の東側に新しいビジネス集積を生み出した。歌舞伎町の喧騒からひと息ついた静かなオフィス街の気配を、東新宿側から歩いて体感してみてほしい。

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参考・出典

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